オーストラリア5傑に入るワインの、熟成ぷちエロス。 |
熟成9年にしてちょいエロ熟成香...
ステキ。 南仏、北ローヌのスーパースターと肩を並べる存在感。
このワインメーカーであるデヴィッド・パウエルは、北ローヌ・ワインに魂をつかまれた完全なるローヌ・フリーク。
このキュヴェは、シラーになんとヴィオニエの皮だけ入れる、変態フリーク・プレイ。
ヴィオニヱを少し入れる伝統コート・ロティ・スタイルのキュヴェも造ってるが、これはスキンだけ...
彼の造るシラーは、あのオーストラリア「こてこて」のシラーズではない。
どことなくやや涼しげだ。
そう、あの、私の人生を変えたやばいワイン、南仏ラングドックのレギュリエールにも通じるエロスがある。
夏の恋の相手が、こんな女(男)なら......ちょっと暑苦しいか...
ではあなた、秋からでお願いします!
今ならもっと若くてピチピチの水をもはじくヴィオニエ・スキンかしらん、あるいはたっぷり熟成、枯れかけ果実か...。
のぞき見してごらん、熟成の扉の向こうには、あなたのちょっと知ってる...〇〇〇、
フガフガフガッ!
デトロイト・テクノのカール・クレイグとミニマル・ダブのモーリッツ・フォン・オズワルドの二人が、カラヤン指揮、ベルリン・フィルのラヴェルの「ボレロ」、「スペイン狂詩曲」とムソルグスキーの「展覧会の絵」の膨大なマルチ・テープ・トラックから1年ほどかけて再構築したドエライ作品。単なるリミックスとはわけが違う。
春ごろにラヂオで聴いてぶっ飛んでしまった。
ほしいほしいと思いながら買えてなかったこの作品、先日訪れたミナミのモナムール・バー「ジャズ」でかかり、もしや!の邂逅。
感激していると、あろうことかマスターが「CD差し上げます」と!
「レコードがみつかって買いなおしたのでCDはどなたか、もらっていただける方にと思ってたんです。」って。太っ腹!
めちゃめちゃうれしかったなー。マッキー、ほんとおおきにです!
YouTubeではこんな短いのしかないので、わかりにくいですがナジャでリクエストしてくださいね。
トルブレックの一連の作品(ワインですよ。カタカナばかりでややこしくてすみません)は、この二人のRecomposedした音楽作品に似ていると思う。北ローヌに魅せられてオージーの彼方でローヌを再構築する。そこに新世代の世界を創出させている。
昔、Remixワインをつくったことがある。ボルドーのメルロ、ラングドックのシラー、オーストラリアのカベルネにヴィオニヱ代わりのアロマティックな白を数パーセント、リアッサンブラージュ。プロばかりのワイン会にブラインドで出すと、うけたうけた(笑)。「リコンポーズド」はこんなリミックスのように簡単にはいかない。
ディシェンダント’00、グランジュ・デ・ペール’00まだありますョ、このクラスはバイ・ザ・ボトルですけど...
グラスで飲める機会あったほうがいいですか、みなさん、やっぱり。