2000年のヴィンテージいわし缶と専用リモージュ焼きのお皿 |
同じ日にこの皿が届いた。
10年間捜し求めたこのお皿。
リモージュ焼きということしかずっとわからず、今に至ってたのが、
ひょんな事でParis滞在中にベルナルドーだということがわかり、行ってきました、パリ本店まで。
ベルナルドーは、コンコルド広場の北からマドレーヌ寺院正面まで伸びているロワイアル通りにあります。
300mほどの短い通りですが、クリストフル、ラリック等の名だたる高級店が軒を連ねています。
閉店も近い時間だったので、扉を開けて手前にいらしたおねえさんに、周りの商品を見ることもなく
「オイルサーディン用のお皿が欲しいんですけど...」
「それはもう終売してます」
「終売!...」
あっけなくフィニッシュ。
おねえさん、そっけなく奥に行こうとする...
あっ、よく考えたら僕の格好、ロワールの葡萄畑の土がこびりついたスニーカーに汚いジーンズ...
赤いニットキャップ。 な、なめられマシタ。
高級店に出入りするカッコウではなかったです。反省。
せめて革靴にするべきでした。ちょっとうっかり。
今回同じ1区滞在で近かったもんで、ついつい。
このようにベルナルドーでは終売してたんですが、とあるところで発見! 灯台下暗し。
夢にまで見たオイルサーディン専用高級皿。笑)
実はこの皿、昨秋ヌーパピでフェアをされた小西さんのブログで久しぶりに発見。
なんとパリ郊外の三ツ星、フレデリック・アントンのプレ・カトランで前菜のサーディン3部作に使われていたのでした。(いわし料理にこの皿使うセンスがグー!)
忘れかけていた、欲しい衝動に火がついた瞬間でした。
10年前の選りすぐりの缶熟成の鰯たちが、幻のベルナルドーのお皿に乗って今宵あなたをお待ちしてます!! ョ。
☆リモージュの高級ブランド食器屋がこんなお皿を造るユーモアが好きです。
フランス人はワインのようにオイルサーディンのヴィンテージを語るらしい。
☆彼の国のオイルサーディンマニアと話がしてみたい。笑)
こんな粋なお皿で
ヴィンテージのオイルサーディン食べられるだなんて!
しかも日本で!(はーはー興奮気味)
食べくらべどうぞ!
痙攣するほど美しいかも、ですね。